エアコン洗浄スプレーを使わない方が良い理由
市販の「洗浄スプレー」とは?
ホームセンターで売っている、エアコンのフィルターや吹き出し口にシュッと吹きかけるタイプのスプレーです。「簡単・手軽」と宣伝されていますが、実はいくつかの深刻な問題があります。
問題点
① 洗浄液がエアコンの内部に残る
スプレーした液体は、エアコンの奥深くまで入り込みます。プロが使う業務用洗浄と違い、その液を外に流し出す仕組みがないため、液体が内部に溜まったままになります。
② カビ・雑菌が爆発的に増える
洗浄液が残ったまま運転すると、エアコン内部は**「水分+汚れ+暗所+温度」**という、カビや雑菌にとって最高の環境になります。使う前よりずっと汚くなることもあります。
③ その汚れた空気が部屋中に広がる
増殖したカビや雑菌が、運転のたびに部屋の空気中にまき散らされます。アレルギーや喘息、肺の病気の原因になることもあります。
④ 電気系統に液体がかかる危険がある
エアコンの内部には電気部品がたくさんあります。スプレーの液体がかかると、故障・ショート・最悪の場合は発火につながるリスクがあります。
⑤ 保証や修理が効かなくなる
メーカーの多くは「市販洗浄スプレーの使用」を推奨しておらず、それが原因の故障は保証の対象外になる場合があります。
どうしても使用したい場合は、送風ファンのみに使用し、固く絞った布などで洗浄液をしっかり拭き取ってください。
では、普段の掃除はどうすれば良いの?
| やること | 頻度 | 誰でもできる? |
|---|---|---|
| フィルターの掃除(取り外して水洗い) | 2週間〜1ヶ月に1回 | |
| 吹き出し口の拭き掃除 | 気になったら | |
| 業者によるエアコンクリーニング | 1〜2年に1回 |
まとめ
「手軽に清潔になりそう」に見えて、実はカビを増やし、空気を汚し、故障リスクも上げるというのが洗浄スプレーの実態です。フィルター掃除をこまめに自分でやって、内部洗浄は年に一度プロに頼むのが一番安全で効果的です。
cmなどを安易に信用せず、出来れば掛かりつけの業者などに相談することをお勧めします。